関電、九電:スーダン原油の調達を自粛-紛争への懸念の高まりで

電力2位の関西電力は、世界的に非難が高 まっているスーダン産原油の調達削減を始めた。また、九州電力も今後、火力発 電所で燃料として使用しているスーダン原油の購入量を減らす方針だ。

関西電力の末広隆一・広報担当が12日明らかにしたところによると、関西電 力は2006年度に約70万キロリットルのスーダン原油を燃料として使用。削減を 始めた時期は公表できないものの、「国際社会の動向を注視し、すでにスーダン 原油の調達を減らし始めた」(末広氏)という。また、具体的な削減量について は明らかにしなかった。

九州電力も、新日本石油を含む石油元売りや商社など数社に対し、スーダン 原油の使用を自粛する方針を伝えた。同社の向笠恭子広報担当が明らかにした。 九電は06年度、25万キロリットルのスーダン原油を消費。これは同社の原油消 費量の約9割を占めた。

関西電力の株価終値は前週末比25円(1.0%)安の2615円。九州電力の株価 終値は同95円(3.3%)の2760円。

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