NY原油時間外:1.5%安-米景気の減速予想とOPEC閣僚発言で

ニューヨーク原油先物相場は、12日の時間 外取引で下落している。米景気が減速する兆しが示されたことから、原油相場 が1バレル当たり100ドルに達するとの強気の投資心理が後退した。

ブルームバーグが実施した調査によると、米国の10月の小売売上高の伸び は4カ月ぶりの低水準になると予想されている。米国は世界最大の石油消費国。 また、AFP通信の11日の報道によると、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物 資源相とクウェートの石油相代行は、原油相場の上昇を抑制するため、石油輸 出国機構(OPEC)が増産について協議する可能性があるとの見方を示した。

コモディティ・ブローキング・サービシズ(シドニー)のマネジングディ レクター、ジョナサン・バラット氏は「経済指標が弱い数字になると予想され ているのに原油相場が現在の水準を維持するとは思えない」と述べ、「確かに市 場の供給量は十分だ」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限は12日の 時間外取引で、前週末比最大1.46ドル(1.5%)安の1バレル当たり94.86ド ル。シンガポール時間午後1時47分現在、94.89ドルで取引されている。

AFP通信によると、サウジのヌアイミ石油鉱物資源相はクウェート訪問 中、記者団に対し、増産について語るのは「時期尚早だ」としたうえで、「OP EC総会でこの問題について協議することになるだろう」と述べた。また、A FP通信は、クウェートのアリーム石油相代行の話として、OPECは「責任 を負うことをためらわないだろう」と報じた。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)の北海ブレント原油先物12月 限はシンガポール時間午後1時53分現在、前週末比1.41ドル(1.5%)安の91.77 ドルで取引されている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE