スーパーモデルは財テクもバフェット氏並みにスーパー-ドル安に備え

ブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ ブンチェンさん(27)は、外為市場のリスクを回避することでもプロの投資家 並みにスーパーだ。

ブンチェンさんは米誌フォーブスによる番付で6月までの1年の収入がモ デルとして世界一。マネジャーを務める双子の姉妹のパトリシア・ブンチェン 氏によると、ブンチェンさんはモデル料を、仕事をした国の通貨で支払っても らうことにしている。ブンチェンさんのウェブサイトによると、今年に入って 広告の仕事をした16社のうち、9社は欧州企業、3社はブラジル、トルコと日 本が1社ずつ、米企業は2社だった。

ブンチェンさんがドル安に対し万全の備えをしていることは、ブラジルの 週刊誌ベジャ(9月12日号)で紹介された。それによると、ブンチェンさんは 8月に米消費財最大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のヘアケ ア製品「パンテーン」のモデルになる契約を結んだときに、ユーロでの支払い を求めたという。

ブルームバーグ・ニュースは11月5日の記事で、ブンチェンさんのドルに 対する見方は資産家のウォーレン・バフェット氏や債券ファンド最大手、米パ シフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の投資責任者ビ ル・グロス氏と同じだと伝えた。両氏はともに、長年のドル弱気派として知ら れる。

パトリシア氏は7日のインタビューで、「ユーロしか受け取らないというの は本当ではない」として、パンテーンは「ブラジルの契約なので支払いはレア ル建て」と説明した。

これは結局、賢い選択だった。レアルは今年、ドルに対して22%高と、ユ ーロの11%高を超える上昇。ブルームバーグがモニターする26の新興市場通貨 の中で最良のパフォーマンスだった。レアルを上回る上昇だったのは23%高の カナダ・ドルのみ。バフェット氏も10月18日のフォックス・ビジネス・ネッ トワークとのインタビューで、ブラジル・レアルの上昇ぶりを指摘していた。

パトリシア氏は先週のインタビューで、「突然皆が、ジゼルが受け取る通貨 を気にし始めたけれど、契約の詳しい内容については話さない」と述べた。

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