中国人民元:対ドルで6日ぶり反落-人民銀による預金準備引き上げで

12日の中国外国為替取引では、人民元が ドルに対し6営業日ぶりに反落した。人民元の上昇を見込んだ投機抑制に向けて、 中国人民銀行が人民元の上昇ペースの鈍化を目指すとの観測が広がった。

人民銀は10日、今年9回目の預金準備率引き上げに踏み切った。ブルームバ ーグ・ニュースが10月26日に実施したエコノミスト調査では、人民銀は今月に 政策金利を引き上げると予想されていた。

申銀万国証券のエコノミスト、李慧勇氏は、「同中銀は、追加利上げが人民 元上昇を見込んだ投機的な資金流入を促すことを警戒していた可能性がある」と 指摘。「預金準備率引き上げで流動性を低下させ、景気沈静化を目指したのは良 い選択だった」と語った。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後 5時半(日本時間同6時半)現在、前週末比0.02%安の1ドル=7.4123元。人 民銀は12日の人民元中心レートを7.4140元と、2005年7月のペッグ(連動) 制廃止後の最高水準に設定した。

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