中国株(終了):CSI指数下落,3カ月ぶり安値-預金準備率変更が響く

中国株式市場では、CSI300指数が下落 し、ほぼ3カ月ぶりの安値を付けた。

中国石油化工(Sinopec)を中心に優良銘柄が下げた。中国人民銀行 が景気沈静化を目指し、今年9回目の預金準備率引き上げに踏み切ったことが響 いた。中国の貿易黒字は10月に過去最高を更新。同国の流動性の拡大で、株価が さらに上昇し、インフレをあおる恐れがある。

ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメントで11億ドル相当の資 産運用に携わるチャン・リン氏(北京在勤)は、「投資家は、預金準備率引き上 げを受け、株式市場の流動性低下への懸念から売っている」と指摘した。10月の 生産者物価指数(PPI)の上昇率が加速したことを受けて、企業収益がコスト 高の打撃を受けるとの懸念が強まったことも下げ要因。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前週末比62.27ポイント(1.2%)安の4978.25と、8月21日 以来の安値となった。取引時間中には一時4.9%下落した場面もあった。

上海証取のA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前週末 比2.4%下げ5187.73、深セン証取のA・B両株に連動の深セン総合指数は

1.5%安の1280.73。

アジア最大の製油会社、Sinopec(600028 CH)は1.18元 (5.1%)安の22.18元。中国2位の携帯電話会社チャイナ・ユニコム(中国聯 通)を傘下に持つ中国聯合通信(600050 CH)は0.53元(5.8%)安の8.59 元。

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