BHP、リオ・ティント買収額に60%のプレミア上乗せ必要か

世界最大の鉱山会社、オーストラリアのB HPビリトンは、同業で英豪系のリオ・ティント・グループの買収で提示額に 60%のプレミアムを上乗せする必要があるかもしれない。メルボルンに本拠地 を置く資産運用会社ペレニアル・インベストメント・パートナーズが11日、明 らかにした。

リオの株式を含め200億豪ドル相当の資金を運用するペレニアル・インベ ストメントのケン・ウエスト氏は、オーストラリア放送協会(ABC)とのイ ンタビューに応じ、「恐らくそれが友好的な合併に至る価格だろう」と述べた。 リオは381億米ドル(4兆2000億円)規模のカナダのアルミニウムメーカー、 アルキャン買収で同様のプレミアムを支払っていると、同氏は指摘した。

11日付の英紙タイムズは、匿名の関係者の話を基に、リオが1株当たり70 ポンド(1万6000円)を下回る買収案は検討しないと報じた。これはリオ株1 株をBHP株3株と交換する買収提案をリオが拒否したとBHPが8日に発表 する以前の株価を61%上回る水準。

成立すれば世界最大規模となり得る同買収提案は、BHPのマリウス・ク ロッパース最高経営責任者(CEO)が示した5年にわたる資源相場上昇が今 後も維持されるとの見通しを強調するものだ。投資家らはBHPが現金を含む 買収案を提示する必要があるかもしれないと指摘している。

9日のロンドンとシドニー市場で、リオの株価は過去最高値を更新し、同 社の時価総額は1720億ドルに達した。ロンドン市場の終値(5624ペンス)は BHPの提示額を15%上回っている。同市場でBHPの株価は1.7%下落した。

BHPの広報担当者、サマンサ・エバンス氏、リオのロンドン在勤広報担 当者、イアン・ヘッド氏はともにコメントを差し控えた。

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