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訂正:NTT:中間純利益は33%減-10年度「光」目標も2000万に下げ

国内通信最大手NTTが9日発表した9月 中間期の連結決算(米国会計基準)によると、純利益は前年同期比33%減の 1952億円となった。中間期としては3年連続の減益。稼ぎ頭である携帯電話の NTTドコモの利益が競争激化で減少し、営業利益が4年連続で減ったことが 響いた。

売上高は同1.2%減の5兆1877億円、営業利益は18%減の5640億円だっ た。また次世代の収益源と位置付ける光ファイバーの契約獲得について、2010 年度に3000万件としてきた目標を2000万件へと引き下げた。

一方、通期(08年3月期)業績予想は、従来より1000億円減額して10兆 6000億円(前期比1.5%減)とした。営業利益予想は2100億円上積みして1 兆3200億円(同19%増)、純利益見通しも700億円増額の5300億円(同 11%増)とした。期初段階で営業利益以外は減るとみていたが、営業利益予想 の上方修正で純利益も増加に転じる見込み。営業益の上方修正は、厚生年金基 金の代行返上益3400億円が主因。

中間期から第1四半期の業績を引いてブルームバーグ・ニュースが算出し た第2四半期(7-9月)の純利益は前年同期比69%減の456億円。売上高は

0.9%減の2兆6024億円、営業利益は20%減の2648億円となった。

光目標下げは現実的な需要予測で

光ファイバー獲得目標の2000万への引き下げについて三浦惺社長は「こ れまでの実績や競争の状況を踏まえ、現実的な需要予想を行った」結果だと説 明。そのうえで「2000万でも多過ぎるとの声や、逆の意見があることは承知し ている」と語った。

9月末時点での光ファイバー契約数は742万4000件と、3月末から134 万8000件増えた。来年3月末の予想は947万6000件で従来通り。

昨年の政府・与党による通信業界の改革論議では、NTTの光3000万件 の目標を根拠に、自民党がそれまでは状況を見守るべきだと主張。NTT持ち 株会社廃止などを視野に入れた再編論議は10年以降に先送りされた経緯があ る。

一方、市場ではかねて、NTTが組織防衛目的で過大な目標にこだわって 光ファイバーの販促負担を増やし、目先の利益を犠牲にしているとの批判が強 かった。6月末に就任した三浦社長は8月の会見で「3000万」目標について 「販売状況を見ながら見直すことも当然あり得る」と述べていた。

NTTの株価終値は前日比1万5000円(3.0%)安の49万4000円。

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