米財務長官:「強いドル」は国益、リスク評価見直しには時間かかる

ポールソン米財務長官は8日、ニューヨー クでの講演後の質疑応答で、「強い」ドル政策への支持をあらためて表明した。 ドルは7日に、ユーロに対し過去最低を更新していた。

ポールソン長官は中国に関する講演の後の質疑応答で「強いドルは米国の 国益だ」と述べると同時に、「為替相場は経済のファンダメンタルズ(基礎的 諸条件)に基づいて決まるべきだ」との見解を繰り返した。

同長官はまた、米国では「金融市場が若干の混乱に見舞われている」とし て、「リスク評価の見直しが行われており、それが完了するにはしばらく時間 がかかるだろう」と語った。

ドルは8日、英ポンドに対して1981年以来の安値、スイス・フランに対し ては95年以来の安値を付けた。東京時間午前8時59分現在は1ユーロ=1.4679 米ドル。7日には一時、ユーロ導入以来のドル安となる1.4731米ドルを付けた。

ポールソン長官はまた、米国経済について「競争力と強さを長年にわたっ て証明してきた」と述べた。

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