中国招商銀:NY支店開設のFRB審査通過-銀監会は規制緩和で部会

中国6位の銀行、招商銀行が、ニューヨー クでの支店開設に必要な米連邦準備制度理事会(FRB)による審査を通過し た。中国の銀行としてはここ15年余りで初。

FRBは開設認可の理由として、中国の監督当局がマネーロンダリング(資 金洗浄)の取り締まりを目指し、適切な措置を取ってきたことを挙げている。 これは、米国で事業を始めるための鍵となる条件の1つ。FRBは声明で、「中 国政府はここ数年間、マネーロンダリング対策を強化してきている」と指摘し た。

米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題が世界の株 式市場で金融株に打撃を与えている中で、新規株式公開(IPO)を通じ潤沢 な資金を獲得した中国の銀行各行は海外市場に目を向けている。招商銀は1月 にニューヨーク支店の開設認可を申請。4月には、中国工商銀行が認可を申請 した。中国建設銀行も申請を予定している。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の幹部、ロウ・ウェンルォン氏は北 京での9日の記者会見で、招商銀が海外での買収を増やすことを検討している と述べた。

同氏はまた、銀監会が国内銀行に対する海外投資家の出資規制緩和を検討 する作業部会を設置したことを明らかにした。中国の銀行に対する外資の出資 比率は現在、25%までに制限されているほか、単一の海外投資家が中国の銀行 の株式を20%を超え保有することはできない。

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