香港のキャセイ航空:米ボーイング機17機を発注-中国の需要拡大で

香港の航空最大手、キャセイ航空は8日、 中国での旅行や貨物輸送の需要拡大を受け、米ボーイングの航空機計17機を約 52億ドル(約5950億円)で購入することで合意したことを明らかにした。

香港証券取引所への報告資料によれば、発注の内訳は「777-300ER」型 が7機と「747-8」型が10機。同社は新たに「747-8」型14機を購入する選 択肢を得たが、「大幅な割引」を受けたという。

中国では経済成長加速により旅行や貿易が拡大していることを受け、キャ セイ航空は航空機保有の拡大を計画している。原油価格がバレル当たり100ド ルに接近するなか、低燃費の貨物機への交代は、同社の燃料費削減につながる とみられる。

クアムのアナリスト、エドワード・ウォン氏(香港在勤)は、「キャセイ 航空は中国本土での事業拡張のために航空機の増加が必要だ」と指摘。「中国 では航空市場の自由化が見込まれており、航空会社は事前に準備する必要があ る」と述べた。

電子メールで送られた資料によれば、同社は既に納入された3機を含め 「777-300ER」30機の契約があり、ボーイングにとってアジアで最大の顧客 となっている。納入期限は全機が2012年末で、これにより同社は来週から就航 するニューヨーク便を含め北米市場でのサービス拡大が可能となる。

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