ベネッセが反発、語学好調と進研ゼミ改善で中間業績上振れ-加速期待

教育サービスを展開するベネッセコーポレ ーションの株価が6営業日ぶりに反発。傘下の語学学校「ベルリッツ」が好調 なほか、主力の「進研ゼミ」は期中入会者が増えて会員減少幅が抑制されてい る。上半期業績が会社計画を上回ったため、据え置かれた通期業績予想も上振 れ、来期以降の業績拡大が加速するとの期待が高まった。午前9時20分現在の 株価は前日比30円(0.7%)高の4090円。

ベネッセが8日の取引終了後に公表した2007年9月中間期の連結決算によ ると、営業利益は前年同期比1.5%増の265億円で、会社計画(10%減の234億 円)を13%上回った。進研ゼミを含む教育事業は未だ減益だが、語学事業が想 定以上に好調だったほか、6月に東京個別指導学院を子会社化したことも利益 面で上乗せ要因となった。

10月末の通信教育会員数は358万人。「前年同期減少幅は4月段階で14万 人だったのに対し、9月では9万人に縮小」(三菱UFJ証券の大石透功シニ アアナリスト)した。例年より期中入会者が多かった。

会社側は通期業績予想を前回のまま据え置いたが、ブルームバーグ・プロ フェッショナルに登録されたアナリスト8人の今期営業益予想の平均は337億 円で、会社計画の333億円より1.2%高い水準にある。

三菱U証では今期営業益が336億円になると試算、会社計画を上ぶれる可 能性が高いとして、投資判断「2(買い推奨)」を継続している。一方、今期 営業益が344億円になるとみるUBS証券の渡辺真理子アナリストは「下期に 教育事業で来春の価格改定と新講座開始に向けて費用を投じる予定で、来期の 回復に向けた磐石な体制を構築する」ことを評価、来期以降の収益拡大ペース 加速を織り込み、目標株価を4600円から5000円に引き上げた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE