独シーメンスの7-9月期:6年ぶりの赤字-部門売却コストなど響く

欧州最大のエンジニアリング会社、独シー メンスが8日発表した2007年7-9月(第4四半期)は6年ぶりの赤字決算 となった。傘下部品メーカーの売却に伴う費用と贈賄疑惑をめぐる捜査に関連 した罰金が響いた。

発表資料によると、純損益は7400万ユーロの赤字となった。前年同期は 1億4800万ユーロの黒字だった。部品メーカー、VDOオートモーティブの 売却に伴う税費用10億ユーロ(約1650億円)と、裁判所が下した2億100万 ユーロの罰金を計上した。売上高は前年同期比9%増の202億ユーロ。

7月に就任したペーター・レッシャー最高経営責任者(CEO)にとって 7-9月期は最初の四半期となる。同社は世界経済の伸びを上回る業績拡大を 目指しており、レッシャーCEOは来年にはより「質の高い成長」を見込んで いる。

ジョー・カエザー最高財務責任者(CFO)は10月24日のインタビュー で、現在は明確に買収に頼らない業績拡大を目指していると語った。同社は7 日遅く、資本構造改善に向け、10年までに約100億ユーロ相当の自社株買いを 計画していることを明らかにした。

同社株はレッシャーCEO就任以来、11%下落。過去数年、一部同業他社 に後れを取っている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE