独テレコム7-9月:6四半期連続の減益-固定電話事業が不振(2)

欧州の通信サービス最大手ドイツテレコ ムが8日発表した2007年7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比で6四 半期連続の減益となった。固定電話加入件数の減少などが響いた。

発表資料によれば、純利益は2億5900万ユーロと、前年同期の19億 6000万ユーロから減少。売上高は前年同期比1.4%増の157億ユーロだった。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト15人の予想中央値では、純 利益が5億2500万ユーロ、売上高は157億ユーロと見込まれていた。

他社との競争や携帯電話の利用が一般的になったことを受け、同社の7 -9月期の固定電話事業での顧客流出は49万7000人に達した。就任1年目 のレネ・オバーマン最高経営責任者(CEO)は、オランダの電話会社KPN やドイツのインターネットプロバイダー、ユナイテッド・インターネットが値 引き攻勢を強めるなか、電話とインターネットの分野で市場シェアの確保に躍 起になっている。

ゴールドマン・サックス・グループのアナリスト(ロンドン在勤)、サ イモン・ウィーデン氏は、10月31日付のメモで「現在のところ、ドイツのブ ロードバンド(高速大容量)通信や携帯電話業界での競争鈍化の兆しはほとん ど見られない」と指摘した。同氏は、ドイツテレコム株の投資判断を「中立」 としている。

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