韓国中銀:政策金利を6年ぶり高水準の5%で据え置き-予想通り

韓国銀行は8日開いた金融政策決定会合で、 政策金利である翌日物コールレートの誘導目標を6年ぶり高水準の5%で据え 置くことを決定した。ウォン上昇や原油価格高騰、米住宅市場低迷などの影響 で、韓国景気は減速する恐れがある。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人を対象にまとめた調査で は、全員が据え置きを予想していた。

米住宅不況が世界の成長見通しに影を落とすなか、ウォンは先週の上昇で 10年ぶりに1ドル=900ウォンを突破して899ウォン台を付け、韓国輸出業 者の収益を圧迫している。韓国自動車大手、ヒュンダイモーターカンパニー (現代自動車)の金東晋・副会長はウォン上昇について、「輸出企業にとって 最大の障害だ」と指摘した。

シティバンクのエコノミスト、オ・スクテ氏(ソウル在勤)は「今回の決 定は、ウォン上昇に加え、米経済や金融市場の見通しに対する懸念を反映して いる」と指摘した。

韓国銀行は、家計と企業の借り入れ増加による資産バブルやインフレ加速 の抑制を狙い、7月と8月に利上げを実施。7-9月(第3四半期)の韓国の 成長率は前年同期比5.2%と、約2年ぶりの高い伸びとなった。

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