インディマック赤字、モルガンSとワコビア、BOAは評価損の可能性

独立系住宅金融会社で米2位のインディマッ ク・バンコープは、8年余りで初の赤字に転落した。アナリストはモルガン・ スタンレーとワコビア、バンク・オブ・アメリカ(BOA)の評価損の可能性 を指摘した。一部の住宅ローン関連資産の市場が停止状態に陥った影響は大き い。

インディマックの2007年7―9月期(第3四半期)は2億270万ドルの赤 字。赤字幅は同社見通しの5倍だった。8月に住宅金融部門を閉鎖したクレジ ットカード発行大手、キャピタル・ワン・ファイナンシャルは、住宅ローンと カードローンからの08年の貸し倒れ損失予想を引き上げた。

住宅市場の落ち込みと住宅ローン延滞、差し押さえ急増の悪循環のなかで、 金融機関の損失は拡大している。影響はシティグループやメリルリンチなどの 最大手クラスにも及び、最高経営責任者(CEO)の更迭にまでつながってい る。

インディマックのマイケル・ペリーCEOは発表資料で「業界が現代にお いて体験した最悪の苦境のさなかにある」と述べた。

フォックスピット・ケルトンのアナリスト、デービッド・トローン氏はリ ポートで、モルガン・スタンレーは住宅ローン関連証券で60億ドル(約6880 億円)の評価損を計上する可能性があると指摘した。

シティグループは110億ドルの追加評価損の可能性を明らかにしているが、 クレディットサイツは、これがさらに27億ドル拡大する可能性があるとみてい る。

フリードマン・ビリングス・ラムジー・グループのアナリスト、ゲーリー・ タウンゼント氏は、BOAとワコビアが10-12月(第4四半期)に住宅ローン 関連資産の評価額をさらに引き下げる必要があるかもしれないとの見方を示し た。

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