米シスコの8-10月:37%増益、売上高に失望し時間外で株価下落

ネットワーク機器最大手の米シスコシステム ズが7日発表した2007年8-10月(第1四半期)決算は、新興市場での売り上 げ増や電話サービス会社の設備最新化投資で、前年同期比37%増益となった。

純利益は22億1000万ドル(1株当たり35セント)と、前年同期の16億 1000万ドル(同26セント)から増えた。売上高は前年同期比17%増の95億5000 万ドルとなり、アナリスト予想に一致した。一部項目を除いたベースの1株利 益は40セントとなり、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想平 均の37セントを上回った。

同社はセルビアやポーランドなど、企業や政府がインフラ整備を進めてい る新興市場で受注した。成熟市場では通信事業者がシステムの高性能化を進め た。それでも、第1四半期の売上高はアナリスト予想を超えず、失望感から株 価は時間外取引で一時5.2%安となった。

スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、サンジブ・ワドワニ氏は「シス コは期待を実現してきたので、皆が予想上限よりもさらに高い結果を期待して いた」と話した。ただ、「全体としては良い業績だ」と述べた。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、1.70ドル 安の31.05ドルを付けた。ニューヨーク時間午後4時(日本時間8日午前6時) の株価は前日比1.33ドル(3.9%)安の32.75ドル。

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