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【注目株】トヨタ、NECエレ、キリン、オリンパス、NTT(2)

8日の材料銘柄は以下の通り。

トヨタ自動車(7203):新興国や欧州での販売増加に円安効果も加わり、 第2四半期(7-9月)の連結純利益は前年同期比11%増の4509億円に伸び た。ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト6人の業績予想の平均値 4444億円を上回り、米国会計基準で四半期業績の開示を始めた03年度以降で 同四半期の過去最高益を更新した。08年3月通期の業績予想を上方修正し、純 利益は1兆6500億円から1兆7000億円にした。

NTT(9432):8日付の日本経済新聞によると、同社の9月中間期の連結 営業利益(米国会計基準)が4期連続で減少したようだ。NTTデータなどは 期初計画を上回ったが、グループの稼ぎ頭であるNTTドコモの不振が響き、 前年同期と比べた減益幅は1000億円超となったようだという。

NECエレクトロニクス(6723):9月中間期の連結純損益が30億円の 赤字になったもようだと発表した。従来予想の150億円から赤字幅が縮小する。 民生機器向け製品の売上高が増加したほか、固定費削減や円安効果が表れ、予 定していた営業外費用の計上も下期にずれ込んだため。通期予想は据え置いた。

キリンホールディングス(2503):8日付の豪紙オーストラリアン・ファイ ナンシャル・レビュー(AFR)によると、キリンが、フィリピンのビール最 大手サンミゲルの豪乳製品・果汁飲料生産子会社ナショナル・フーズに26億 豪ドル(約2700億円)での買収を正式に提案した。情報源は明示していない。

オリンパス(7733)8日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2009年までに ベトナムにデジタルカメラの工場を建設すると報道した。中国での集中生産を 見直し、中国に持つ2工場を1カ所に集約して、一部機能をより人件費の安い ベトナムに移管するという。

NISグループ(8571):欧米の投資ファンドから出資を受ける方向で最終 調整に入ったことが明らかになった、と8日付の日本経済新聞が報道。200億 -300億円規模の第三者割当増資を軸に検討、早ければ15日にも正式合意する 見通し、という。

太陽誘電(6976):携帯電話やパソコン、デジタル機器向けにコンデンサ が伸び、9月中間期の連結純利益は前年同期比29%増の55億円となった。08 年3月通期の業績予想は売上高のみを上方修正し、前期比8.5%増の2400億円 にした。純利益は6.6%増の138億円を見込む。

ローム (6963):08年3月通期の連結営業利益予想を従来比60億円増の 800億円に上方修正した。ゲーム機や自動車、薄型テレビ向け部品の収益が当 初計画を上回っているうえ、固定費圧縮も進んでいるため。

千代田化工建設(6366):08年3月期の連結営業利益が会社側の現予想を 50億円以上下回り、前期比15%程度減の240億-250億円の減益に転じる、と 8日付の日本経済新聞が伝えた。中東のプラント工事に関わる人件費が想定以 上に高騰しており、人材確保が進まずに納期が遅れる可能性もある、という。

新日鉱ホールディングス(5016):9月中間期連結純利益は前年同期比 30%減の510億円。石油部門は、原油価格の高騰を石油製品価格に転嫁するこ とが遅れてマージンが悪化した。資源・金属部門では買鉱条件の悪化と海外鉱 山プロジェクトの費用増加が響いた。08年3月期の純利益予想を980億円と、 従来の1050億円から下方修正した。また連結子会社の日鉱金属は、三井金属 鉱業との銅事業合弁会社がペルーのケチュア鉱山で銅権益を取得し、総額4.9 億ドル(560億円)を投じて開発すると発表した。埋蔵量は約2億6000万トン。

シチズンホールディングス (7762):9月中間期の連結純利益が前年同期 比82%増の77億円と、従来予想を71%上回ったもよう、と発表した。為替レ ートが予想以上に円安に推移して収益を押し上げたうえ、時計事業も海外で高 付加価値商品が伸びた。電子デバイス事業もチップLED(発光ダイオード) が堅調に推移した。通期予想は変更しなかった。

NEC(6701):9月中間期連結純損益が50億円の赤字になったもよう だと発表した。従来予想は220億円の赤字。モバイル・パーソナルソリューシ ョン事業や半導体の業績改善などが寄与した。

三菱地所(8802)、住友不動産(8830):8日付の日本経済新聞朝刊による と、両社は07年度のマンション供給戸数を大幅に減らす。菱地所は当初計画 比1100戸(25.5%)減の3200戸、住友不も最大1000戸(18.8%)減の4300 戸へ下方修正する方針だという。

ホシデン (6804):アミューズメント関連が引き続き好調に推移したうえ、 電子化が進む自動車関連も堅調だったため、9月中間期の連結営業利益は前年 同期比2.1倍の70億円と、従来予想58億円を上回った。08年3月通期予想を 上方修正し、営業利益は前期比33%増の120億円と従来予想を5.3%増額した。

三菱伸銅 (5771):原料である銅の価格高騰と電子材の回復遅れなどを受 けて08年3月期の業績予想を見直した。連結純利益は前期比23%減の15億円 と、前回予想から17%引き下げ。銅価の下期期中平均はトン当たり86万円を 想定。

グローリー (6457):金融機関の事務合理化や厳正化の流れに乗り、主力 商品のオープン出納システムが好調。欧州金融機関向け窓口用紙幣入出金機も 堅調で、08年3月期の連結業績予想を修正。純利益を120億円から前期比2.0 倍の130億円にした。

伊藤ハム(2284):食肉の売上高が予想を上回ったうえ、販売費・一般管理 費の削減も奏効し、9月中間期の連結営業利益は前年同期比4.8倍の23億円 と従来予想17億円を35%上回ったもよう、と発表。ただ関税納付6億円を特 別損失に計上したため、純利益は15億円の予想に対して8億7000万円にとど まる見通し。通期予想は現在見直し中で、11月16日の中間決算発表時に公表 する予定。

スタンレー電気(6923):日亜化学工業(徳島県)が実施する第三者割当 増資をスタンレー電も引き受けることが明らかになった、と8日付の日本経済 新聞が報じた。7日に提出された有価証券届出書を取材源にしている。

古河スカイ (5741):9月中間期の連結純利益は前年同期比24%減の32億 円。半導体関連などIT(情報技術)産業の回復の遅れや建設投資の減速でア ルミニウム圧延品の需要が落ち込んだ。ただ、アルミニウム地金の高騰で売上 高は5.5%の増収となった。通期予想は据え置き、純利益は前期比1.2%増の 88億円を見込む。

三菱UFJ証券(8615):シンガポールの証券大手キム・エン・ホールディ ングスに出資し、包括的に業務提携すると発表した。出資比率は今後詰める。 三菱UFJ証の顧客向けにアジア株の提供や投資信託の組成・販売、またアジ ア企業の日本での株式上場などの業務につなげる。

アサツー ディケイ(9747):07年12月期の業績予想を下方修正。持分法投 資損失や連結子会社の営業損失などを計上するため、連結純利益は51億円と、 前回予想から17%減額した。1株あたり配当予想も47円から40円に引き下げ た。また650万株の自己株消却を決議した。

ケーズホールディングス(8282):9月中間期の連結純利益は前年同期比 61%増の42億円。大画面薄型テレビの単価下落を販売数量の増加などで補っ た。4月1日に完全子会社化したデンコードーが加わったほか、直営店のスク ラップアンドビルドによって経営効率を改善した。通期予想を見直し、純利益 は6.7%減らして前期比37%増の98億円にした。同時に100万株、30億円上 限とする自己株取得を決議した。

淀川製鋼所(5451):請負物件の一部の売上計上が仕込みにずれ込んだた め、9月中間期の連結売上高は1011億円と、従来予想1060億円を4.6%下回 ったもよう、と発表した。ただし副原材料である亜鉛価格が想定を下回ったた め、営業利益は従来予想55億円に対して62億円と上ぶれたようだ。

CSKホールディングス(9737):9月中間期の連結純利益は前年同期比 15%増の121億円と、事前計画の160億円を25%下回った。情報サービスや金 融サービス事業が伸びた半面、先行投資費用や情報インフラ整備にかかる費用 が膨らんだ。08年3月通期予想を上方修正し、純利益は前期比2.4倍の205億 円を見込む。

-Editor:inkyo

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