ローム:通期営業益予想を60億円増額し800億円に-中間期上振れ(2)

半導体・電子部品大手ロームは7日、9月 中間決算の発表に併せて通期(2008年3月期)業績予想を上方修正した。連結 営業利益予想は従来比60億円増の800億円(前期比15%増)とした。中間期 の利益が、ゲーム機や自動車、薄型テレビ向け部品で当初計画を上回り、固定 費も圧縮が進んでいるため。売上高と純利益の見通しは据え置いた。

売上高予想は前期比1.2%増の4000億円、純利益予想は12%増の530億 円。固定費用は通期の減価償却費見込みを600億円から575億円に減額してい る。想定為替レートは1ドル=115円。

9月中間期の連結業績は、純利益が前年同期比4.8%減の275億円。営業 利益が4.2%増の420億円となったものの、アジア通貨高で為替差損が23億円 増加したことなどが響いた。

売上高は2.8%減の1995億円。トランジスタなど半導体素子が、携帯機器、 薄型テレビ、自動車向けの好調で2.4%増の821億円となったものの、IC (集積回路)売上高が、国内携帯電話の生産調整などで2.3%減の888億円と なった結果、小幅ながら減収となった。ただ、製品構成の変動や原価低減に伴 い、営業ベースでは当初計画以上の増益を確保した。

ブルームバーグが中間決算から第1四半期(4-6月)の結果を引いて算 出した第2四半期(7-9月)業績は、純利益が前年同期比11%減の137億円 だった。売上高は同1.5%減の1026億円、営業利益は同14%増の241億円。

ロームの株価終値は前日比280円(2.8%)安の9720円。

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