官房長官:原油高は景気基調に直ちに響くとは考えず-98ドル突破(2)

町村信孝官房長官は7日午後の記者会見で、 ニューヨーク原油先物相場が過去最高値の更新を続けるなど急激な原油高が日本 経済に与える影響について、「直ちに景気の基調に悪影響を与えるとは考えてい ない」との認識を示した。原油高に伴う日用品の値上げが個人消費に与える影響 などを注視していく考えも併せて表明した。

ニューヨーク原油先物相場は、7日の時間外取引で過去最高値を更新し、初 めて1バレル当たり98ドルを突破した。

町村氏は日用品の値上がりについて「国民の感覚は上がってきたなという感 じがあると思う。そのことが個人消費にどれだけの影響を与えるのかといったよ うなことも考えなければならない」と指摘。その上で、「物価水準、あるいは原 油の輸入価格については十分注視していかなければいけないが、いま直ちに具体 的な対策を取ることを考えているわけではない」とも述べた。

消費者物価指数(CPI)などの物価統計に関しては「前年度比マイナスが 続いているが、日々の支出頻度の高いもの、国民の皆さんが買い物などをしてい るものの実感と物価統計は少々離れたところにある。実感とはちょっと離れてい るのかもしれない」との見解も示した。

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