ヤマダ電株は大幅反発、通期増額で年初来高値が視野-勝ち組の安心感

家電量販店最大手のヤマダ電機の株価が大 幅反発、一時前日比1060円(8.6%)高の1万3360円まで上げた。6日に発表 した9月中間期の連結決算によると、純利益は前年同期比31%増の226億円と なり、過去最高を更新した。今期業績予想も増額修正し、最高益を目指す可能性 を示唆しており、足元の好業績を確認する中で株価の先高期待も強まり、取引時 間中の年初来高値(1万3650円、7月5日)に迫る勢いだ。

丸八証券の細井克己企業調査部長は、「業績見通しの引き上げを好感し、年 初来高値を当面の目安として買われている」と指摘。その上で、「今後一段の業 界の再編が見込まれるが、業界勝ち組の筆頭であるヤマダ電をポートフォリオに 組み入れる安心感は高い」(同氏)との認識を示した。

ただ細井氏は、年初来高値水準から一段と上昇するには、「個別材料よりも、 むしろ相場全体の動向に影響されるのではないか」と見ている。

同社は6日付、今期(2008年3月期)の業績予想を増額修正した。純利益 は前期比 22%増の531億円(従来予想は494億円)、売上高は同23%増の1兆 7780億円 (同1兆6980億円)、営業利益は同35%増の751億円(同718億 円)、経常利 益は同26%増の901億円(同866億円)となり、それぞれ過去最 高を見込む。

一方、9月中間期の売上高は同23%増の8294億円、営業利益は同36%増の 293億円、経常利益は同26%増の366億円。家電販売の柱である大画面薄型テレ ビやパソコン(PC)などの販売が、第1四半期に続いて好調に推移した。

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