町村氏:揮発油税率引き下げないと思う-ガソリン価格上昇でも(2)

町村信孝官房長官は7日午前の記者会見で、 ガソリン価格の上昇を理由に、消費者負担を軽減する観点から揮発油税(ガソ リン税)の税率を引き下げる可能性について、「2006年12月の閣議決定で暫 定税率を維持する方針がある。ガソリン価格が上がっているから揮発油税を下 げるという政策決定がなされるとは考えていない」と述べ、否定的な見解を示 した。

その上で、07年末の税制改正で焦点の一つになっている道路特定財源の一 般財源化については、国土交通省が近く公表する道路整備の中期計画の素案を 踏まえ、「年末の予算編成過程の中で政府、与党で議論しながら決めていく」 と語った。

揮発油税は、税収の全額を道路整備に充てる道路特定財源の一つ。揮発油 税法は、揮発油税の税率を1キロリットル当たり2万4300円と規定している が、租税特別措置法が揮発税法の特例として03年12月1日から08年3月末 まで2倍の4万8600円とする「暫定税率」を定めている。

政府は06年12月8日の臨時閣議で、揮発油税などの税収を道路整備に充 てることを義務付けた現行制度を改め、08年の通常国会で必要な法改正を行う などとした「道路特定財源の見直しに関する具体策」を決定。揮発油税は08 年度以降も現行税率を維持するとともに真に必要な道路整備は計画的に進める こととし、07年中に中期的な計画を策定することを明記した。

--共同取材:下土井京子 Editor:Yamamura(kzt)

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