仏ソシエテGの7-9月期:12%減益、サブプライム関連で評価損(2)

フランスの銀行大手、ソシエテ・ジェネラ ルが7日発表した2007年7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比で12% 減益となった。米サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連投資 の評価損が響いた。

発表資料によると、純利益は11億2000万ユーロと、前年同期の12億 7000万ユーロから減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト10 人の予想中央値(11億6000万ユーロ)を下回った。

信用市場混乱に伴う評価損およびトレーディング損失は3億7500万ユー ロ(約626億円)だった。サブプライム住宅ローン利用者の資産差し押さえが 急増するなか、世界の大手銀行や証券各社の評価損は過去4カ月で計400億ド ル(約4兆5400億円)以上に膨らんだ。

ソシエテ・ジェネラルは発表資料で「7-9月期は米住宅ローン部門の悪 化に伴う金融危機の影響が大きかった」と指摘。「徐々に改善してきているが、 市場環境は現段階では通常の状態には戻っていない」との見解を示した。

同行は評価損を算出するに当たり、「従来見通し以上に悪い今後のシナリ オ」を想定したとしており、業界全体のサブプライム関連損失が2000億ドル に達するとの見積もりを明らかにした。

第3四半期の投資銀行部門の利益は3億1000万ユーロで、前年同期の5 億2300万ユーロから41%減少した。債券・為替・商品部門の収入は79%減の 1億500万ユーロ。同部門での評価損およびトレーディング損失は2億7700 万ユーロだった。

貸し倒れ引当金は69%増の2億2600万ユーロ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE