NY原油(6日):反発、97ドル突破し最高値-北海操業停止で(2)

ニューヨーク原油先物相場は反発。1バレ ル=97ドルを上抜き、過去最高値を更新した。悪天候の影響で北海にあるBP とコノコフィリップスの石油施設で労働者が避難し、生産が停止されたことを 受けて買いが膨らんだ。

コノコとBPは天候が悪化する前に一部の施設で労働者を避難させ始めた ことを明らかにした。昨年の北海油田の産油量は日量440万バレルと、石油輸 出国機構(OPEC)加盟国のイランを上回った。ブルームバーグ・ニュース が実施した調査によると、米エネルギー省が7日に発表する週間在庫統計では 原油は150万バレル減少すると予想されている。

TFSエナジーのアナリスト、ジーン・マクジリアン氏は「すべての指標 は在庫減少を示唆している。夜間取引の間にドルが対ユーロで下げ、イエメン ではパイプラインへの攻撃があった。そして今、北海のプラットフォームで従 業員が避難している。不安定な原油供給を思い知らされた」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物12月限は 前日比2.72ドル(2.9%)高の1バレル=96.70ドル。一時は97.10ドル と1983年の取引開始以来の最高値を更新した。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)の北海ブレント原油先物12 月限は前日比2.77ドル(3.1%)高の93.26ドルと1988年の取引開始以来 の最高値で終えた。一時は93.56ドルと取引時間中の最高値も更新した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE