米シティ株の投資判断「中立」に下げ、レベル3資産42%増で-BOA

バンク・オブ・アメリカ(BOA) は6日、米銀最大手シティグループの株式投資判断を「買い」から「中 立」に引き下げた。シティのレベル3資産(時価ではなく会社独自の推 定値に基づく金融資産カテゴリー)が42%増加したことが要因。

BOAのアナリスト、ジョン・マクドナルド氏は顧客向けリポート で、シティが抱える550億ドル(約6兆3000億円)相当の債務担保証券 (CDO)では引き続き評価損が発生する可能性があると指摘。レベル 3資産の増加は「この見方を裏付ける」と続けた。

シティは5日、米証券取引委員会(SEC)への届出文書で、レベ ル3資産額が2007年7-9月(第3四半期)に1350億ドルと第2四半 期の950億ドルから増加したと明らかにした。

マクドナルド氏は「シティは引き続き、国内外の個人向け事業で信 用の悪化に直面している」と指摘。同氏はシティの07年度通期1株当た り利益見通しを2.38ドルと、従来予想の2.42ドルから下方修正した。 また、07年10-12月(第4四半期)の1株当たり損益は30セントの赤 字を予想している。

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