独バイエル7-9月期:純利益が3倍強-売上高予想を上方修正(2)

ドイツ製薬最大手バイエルが6日発表した 2007年7-9月(第3四半期)決算は、純利益が前年同期比で3倍以上に増加 した。一時的な税効果に支えられた。同社はまた、通期の売上高見通しを上方 修正した。

発表資料によれば、純利益は11億8000万ユーロと、前年同期の3億2000 万ユーロから増加した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト9人 の調査の予想中央値は11億5000万ユーロだった。売上高は4.5%増の77億 9000万ユーロ。

同社は07年の売上高目標を、当初の前年比5%増から同6%増の320億 ユーロ強へ引き上げた。バイエルは昨年、170億ユーロで同業のシエーリング を買収。買収で得た多発性硬化症治療薬「ベタセロン」や経口避妊薬「ヤスミ ン」が収益に貢献する一方、抗がん剤「ネクサバール」をはじめ主力製品候補 の市場投入も近い。同社は追加的な人員削減も明らかにした。

ウェルナー・ウェニング最高経営責任者(CEO)は同資料で「07年通期 での記録更新に向けて進んでいる」と指摘した。年間3億ユーロ(約500億 円)の経費節減策の一環で材料科学の部門で人員を削減する方針も明らかにし た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE