社債発行体の格下げリスク、ここ数カ月の信用不安で増大-S&P(2

米格付け会社スタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)は5日付のリポートで、債券市場の混乱を受け、社債発行企業 の格下げリスクが「ここ2、3カ月で」高まったと指摘した。ただ、今年これ までのリスクは2006年を下回っているという。

同リポートによれば、格下げリスクがある世界の債券発行体は10月に650 社と、9月を12社上回った。過去1年の平均からは15社上回るという。

リポートを執筆したS&Pの世界債券調査責任者ダイアン・バザ氏は最も 格下げリスクの高い発行体に米企業を挙げ、信用市場の変動性増大と格付けを 受けている企業数が世界で最も多いことを理由とした。格付けが引き下げられ るリスクを抱えるすべての企業のうち、本拠を米国に置くのが69%、欧州は 16%と説明した。

S&Pは信用の質の悪化に最も影響を受ける業種として、レジャーと自動 車、消費者向け製品関連産業を挙げた。

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