ソフトバンク:第2四半期の純利益は64%増-携帯電話が好調(2)

国内通信3位ソフトバンクが6日発表した 第2四半期(7-9月)連結業績は、純利益が前年同期比64%増の213億円と なった。携帯電話事業の好調で売上高、営業利益とも大幅に伸びたことが寄与 した。

売上高は12%増の7017億円、営業利益は同53%増の890億円だった。

携帯電話事業では使い方次第で通話無料となる料金体系「ホワイトプラ ン」の好調と、契約を中途解約すれば端末の支払い残額を一括徴収する割賦制 による解約防止効果が寄与した。

電気通信事業者協会の統計によると、第2四半期のソフトバンクの携帯契 約は61万2000件の純増。伸び率は3.7%と、最大手NTTドコモの0.2% (純増数9万6000件)や2位KDDIの1.8%(同50万7700件)を引き離し た。

通期の業績予想は公表していない。ブルームバーグ・データによるアナリ スト予想平均は、純利益804億円(前期比2.8倍)、営業利益3231億円(同 19%増)、売上高2兆7446億円(同7.9%増)。

携帯電話事業の営業利益は同73%増の507億円。事業の指標であるARP U(利用者1人当たりの月間収入)は4800円と、前年同期比の5700円を下回 った。うち音声は3340円(前年同期4320円)、データは1470円(同1380円) だった。解約率は1.42%で、前年同期に比べて0.15ポイント上昇した。

他社の第2四半期を見ると、ドコモは総合ARPUが6550円(うち音声 4340円)で解約率0.94%、KDDIの「au」では総合ARPU6400円(う ち音声4270円)、解約率1.03%となっている。通話料が安いホワイトプラン は昨年10月の番号継続制度(MNP)に併せる形で導入されたため、前年同 期比では音声ARPUの低下が目立つ。第1四半期比でARPUは200円(う ち音声は250円)減少した。

一方、固定通信事業の営業利益は5億円となり、前年同期の9億円の赤字 から黒字に転じた。

9月中間期の純利益は前年同期比3.2倍の465億円、売上高は22%増の1 兆3647億円、営業利益は49%増の1677億円だった。携帯事業の買収が昨年4 月末のため、前年同期には5カ月分だった携帯の収益寄与が半年フルに加算さ れたことなどから、大幅な増益となった。

ソフトバンクの株価終値は前日比175円(6.5%)安の2500円。

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