中国の外貨建て長期債務格付けを「A+」に引き上げ-フィッチ(2)

格付け会社フィッチ・レーティングスは6 日、中国の外貨建て長期債務格付けを「A+」と、従来の「A」から1段階引 き上げたと発表した。財政収支や対外収支の安定的な改善を理由に挙げている。 「A+」は投資適格級で上から5番目で、韓国や台湾と同水準。

電子メールでの発表によれば、フィッチはまた、同国の自国通貨建て債 務格付けを「AA-」と、従来の「A+」から1段階引き上げた。ただ見通し は、両格付けとも「ポジティブ(強含み)」から「安定的」に引き下げた。

INGグループのアジア調査責任者、ティム・コンドン氏(シンガポー ル在勤)は「良いニュースだ」と指摘した上で、「中国は豊かさが増しており、 格付けは今後さらに引き上げられるだろう。つまり、中国は格付けの引き上げ サイクルに入っているといえる」と述べた。

過去最高水準にある貿易黒字を背景に、中国の1-9月期の成長率は

11.5%となり、外貨準備高は1兆4000億ドル(約160兆円)余りに増加した。

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