パキスタン大統領:民政復帰に向け陸軍参謀長辞任の用意があると表明

パキスタンのムシャラフ大統領は、兼任して いる陸軍参謀長の座を辞し、民政復帰を実現する用意があると表明した。同国 に対し米国は、大統領が発令した非常事態宣言の解除と、予定通りの総選挙実 施を求めている。

ムシャラフ大統領は5日、テレビ放送された非常事態宣言に関する外交官 向けの説明会で、「私は制服を脱ぐ」と言明、民政への移行を完了させる決意で あることを強調した。「調和が生まれ、政府や警察当局に対する信頼感も回復す る」としている。

ブッシュ米大統領は同日、パキスタンに対し総選挙を「できるだけ早く」 実施する必要があると呼び掛けた。同国のアジズ首相は予定通り来年1月15日 までに総選挙が行われるとの見通しを示した。

ムシャラフ大統領は今月3日、司法による政治介入はテロ組織や過激派と の戦いの妨げになるとして、憲法停止を宣言。こうした措置は政権を握った1999 年の軍事クーデター以来2回目。

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