米サンの7-9月期:4期連続黒字、予想下回る売上高で株価下落(2)

サーバー・メーカーで世界3位の米サン・ マイクロシステムズが5日発表した2007年7-9月(第1四半期)決算は、 純利益が8900万ドルとなり、4四半期連続で黒字を達成した。事業部門の統 合や人員削減が奏功した。

1株当たり純利益は3セントだった。前年同期は5600万ドル(1株当た り2セント)の赤字。売上高は32億2000万ドルと前年同期比で1%弱の伸び となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の32億6000万ドルに 届かなかった。

2006年4月に就任したジョナサン・シュワルツ最高経営責任者(CEO) は、5年続いた赤字に歯止めをかけるため、人員削減やサーバー部門とストレ ージ部門の統合を通じて業績の黒字化を達成したものの、売上高をてこ入れで きていない。主力の米国市場での前四半期売上高は4.3%減少した。同社の売 上高の約半分を占めるサーバーの売上高は14億8000万ドルと、前年同期比で 1%を下回る伸びにとどまった。

パシフィック・クレスト証券のアナリスト、ブレント・ブレスリン氏は 「サーバーの伸びが1%未満であることからみて、サンはデルやHP、IBM にシェアを奪われているようだ」と指摘した。

人員削減などの費用を除いたベースの1株利益は6セントとなり、アナリ スト14人の予想平均の3セントを上回った。

同社株は5日午後4時(日本時間6日午前6時)現在、前週末比11セン ト高の5.71ドル。年初来では5.4%高。同社は8月にティッカー・シンボルを 「SUNW」から「JAVA」に変更している。決算発表を受けた時間外取引では一時、 16セント(2.8%)安の5.55ドルに下落した。

シュワルツCEOは電話会議で、第1四半期は「予想通り、季節的に厳し い経営だった」との見解を示した。

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