ぐるなび株が昨年8月来の20万円回復、会員増や単価上昇で業績増額

インターネットで飲食店情報を提供するぐ るなびの株価が、制限値幅いっぱいのストップ高水準となる3万円(17%)高の 20万2000円まで急伸している。取引時間中の20万円台回復は、昨年8月25日 以来。営業体制をチーム制に変更したことが奏功し、基盤事業「ぐるなび」の総 加盟店数が増加しているほか、会員単価も伸びているとして、9月中間期と通期 (08年3月期)の業績予想を上方修正した。業績が着実に回復基調をたどって いることを評価した動き。

ぐるなびは5日に、中間期と通期の連結業績予想を上方修正した。通期の連 結業績は、売上高が前期比28%増の151億円(従来予想は146億円)、経常利 益は同90%増の23億5000万円(同19億5000万円)、純利益は同82%増の10 億3000万円(同8億5000万円)を見込む。インターネットを活用した飲食店の 販売促進支援サービスである基盤事業の「ぐるなび」で総加盟店数が当初見込み を上回って増加しているほか、会員単価も向上していることが上方修正の主因。

同社IRグループの鬼原正博氏は、昨年12月から加盟店への営業支援を従 来の個人制からチーム制に変更したことで、「営業力の強化と効率化が進み、持 続的な受注増や解約率低下につながっている」と話した。セグメント別では、全 売上高の約7割を占める販促パックサービスにおける受注の伸びが目立つほか、 継続型サービス、スポット型サービス、プロモーションについても堅調に推移し ているという。

ゴールドマン・サックス証券の樋口夏子アナリストは、「前07年3月期は 新規の販促戦略実施で、費用増加と利益率低下が見られたが、営業体制の見直し 効果が持続すれば、従来の収益性(営業利益率15-16%)を維持することは可 能」と、6日付の投資家向けメモの中で述べている。

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