洋ゴム株がストップ安売り気配、性能偽装が発覚-業績影響を警戒(2)

タイヤ製造国内4位、東洋ゴム工業の株価 が値幅制限いっぱいのストップ安まで気配値を下げている。国土交通省が5日、 同社が壁や天井などに使う硬質ウレタン製断熱材の耐火性能を偽装していたと発 表、これを嫌気した売りが先行している。

この日の取引で洋ゴム株は売り気配で始まり、午前9時45分にストップ安 水準の前日比100円(16%)安の519円まで気配値を下げた。午前9時52分現 在も同水準売り気配のままで、注文状況は売り993万株に対し、買いは69万 5000株にとどまっている。

断熱材の耐火性能を巡っては先月30日に、耐火関連材製造最大手のニチア スが、偽装したと発表している。その翌日の取引でニチアス株は前日比200円ス トップ安の比例配分となっていた。

改修工事コストは約40億円、前期純利益は60億円

洋ゴムによると、社内調査で判明した偽装176件の改修工事コストは約40 億円という。洋ゴムの前期(2007年3月期)連結純利益は60億円だった。また、 断熱材を扱う化工品事業は、前期の全売上高の12.8%、営業利益の8.2%を占め ているという。

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