香港株(午前):下落-2日間としては約6年で最大の下げも

午前の香港株式市場は下落。ハンセン指数 は、2営業日間の下げとしては過去約6年で最大となりそうだ。中国が、同国 の個人投資家が香港株を直接購入することを容認する試験プログラムの計画を 遅らせるとの懸念が広まった。チャイナ・モバイル(中国移動、941 HK)が 安い。

インベスコ・アジアで約50億ドル相当の香港・中国株運用に携わるサマ ンサ・ホー氏は、「センチメントという点では、市場は計画の遅れに反応して いる」とした上で、投資家は多少の遅れは織り込んでいたと指摘。「短期的に は、良いニュースは恐らくあまりなさそうだ。最近の上昇の後で調整が起こる のは悪いことではないだろう」と述べた。

中国の温家宝首相は3日、同プログラムを実行する前に政府がリスクを 調査し、中国投資家の知識を高め、香港や中国本土の株式市場保護のため規制 を準備する必要があると述べた。

ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は過去約3年で最大の下落となっ た。ここ最近の上昇で、投資家が利益を確保するための売りに動いた。同社株 は、上海証券取引所での初取引では大幅に上昇。株式時価総額は米石油最大手 エクソンモービルを抜いて世界最大となった。

ハンセン指数は香港時間午後零時半(日本時間同1時半)現在、前週末 比915.56ポイント(3%)安の29552.78。前週末の2日は、前日比3.3%安 だった。このまま終了すれば、2営業日間としては2001年9月21日までの 2日間以降で最大の下落となる。ハンセン中国企業株(H株)指数は、4.3% 下げて18708.08。

利用者で世界最大の携帯電話会社、チャイナ・モバイルは5.4%、ペトロ チャイナは6.6%、中国人寿保険(2628 HK)は3.1%、それぞれ下落してい る。

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