NY原油時間外:最高値から反落-トルコとイラク情勢の緊張緩和で

ニューヨーク原油先物相場は、5日の時間 外取引で過去最高値から反落している。クルド労働者党(PKK)が、先月から 拘束していたトルコ人兵士8人を解放したことから、トルコがイラク北部に侵攻 するとの懸念が後退した。

トルコ軍がウェブサイトで発表した声明によると、拘束されていたトルコ軍 兵士らはトルコ南東部の部隊に戻った。トルコがクルド人武装勢力を攻撃する可 能性があるとの懸念を背景に、原油相場は先月、高騰した。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の商品担当シニアストラ テジスト、マーク・パーバン氏は「原油相場は最高値に近い水準にあるため、情 報に対して非常に敏感になっている」と指摘。「中東情勢の緊張がわずかに緩和 されたため、若干、利益確定売りの余裕が生まれている可能性が高い」との見方 を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限は、5日の 時間外取引で、前日比最大98セント(1%)安の1バレル当たり94.95ドル。 シンガポール時間午前8時21分現在、95.09ドルで取引されている。2日は前 日比2.44ドル(2.6%)高の95.93ドルと、終値ベースで1983年の取引開始以 来の最高値に達した。先週の上昇率は4.4%。前年同期比では59%高い水準とな っている。

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