米シティ:7―9月期決算を修正、1株当たり利益を3セント引き下げ

米銀最大手シティグループは5日、米証券 取引委員会(SEC)に提出した文書で、7―9月期(第3四半期)決算の1 株利益を3セント下方修正した。一部証券の評価損を修正したことが理由。同 社のプリンス最高経営責任者(CEO)は4日、サブプライム(信用力の低い 個人向け)住宅ローン関連証券の損失が膨らんだことを受けて辞任した。

純利益は22億1000万ドル(1株当たり44セント)と、前年同期の55 億1000万ドル(同1.10ドル)から減少した。10月に発表した際は純利益が 23億8000万ドル、1株利益47セントだった。

シティは決算修正について、430億ドル相当の債務担保証券(CDO)の 評価損修正を理由に挙げた。これにより、トレーディング収入が2億7000万 ドル減少し、純利益を1億6600万ドル押し下げた。

シティは7―9月期に60億ドル(約6850億円)を超える評価損を計上 した後、さらに110億ドル(約1兆2558億円)の評価損を計上する恐れがあ ると警告。プリンスCEOの辞任につながった。

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