米シティ:フィッチは格下げ、S&Pも格下げ方向で見直し(2)

米格付け会社フィッチレーティングスは5 日、米銀大手シティグループの信用格付けを引き下げた。米スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)も格下げ方向で見直していることを明らかにした。 同行が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の投資で最 大110億ドル(約1兆2600億円)の評価損を追加計上する可能性があると発 表したことを反映した。

フィッチはシティの格付けを最上位級から3段階下の「AA」に引き下げ、 さらに格下げする可能性も示した。またS&Pは格付けを「AA」としている が、格下げ方向の「クレジット・ウォッチに指定した。サブプライム関連での 評価損と4日のチャールズ・プリンス最高経営責任者(CEO)の辞任で「戦 略的に不透明な期間」が生じる可能性があるとの見方が背景だ。

米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスによると5日のクレジット・ デフォルトスワップ(CDS)市場でシティの債務を保有するリスクは8ベー シスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し80bpと、過去最高に達し た。

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