香港、基軸通貨が人民元に変化も-モルガン・スタンレーのジェン氏

米モルガン・スタンレーのアナリスト、ス ティーブン・ジェン氏は5日までに、中国と香港の経済がつながりを強めるな か、香港ドルに代わり人民元が香港の基軸通貨になる可能性があるとの見解を 示した。

ジェン氏は電話インタビューで、「香港ドルは、より価値が上昇している 人民元に追いやられ、将来通貨として利用されなくなるかもしれない」と指摘 した。

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)のデータによれば、香港 における人民元預金は今年8月、過去最高の283億元(約4350億円)に達し た。2005年初めの131億元からは約2倍に増加している。投資家は、今年に 入り人民元が香港ドルに対して4.3%上昇した後、預金を人民元建てに切り替 えた。

ジェン氏は、事業での契約締結や給与決定における人民元の需要増加に 伴い、香港ドルの「社会的な意味合いは次第に薄れ、消えて行くだろう」と述 べた。

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