「アメリカン・ギャングスター」が初登場首位-北米映画興行成績(2)

週末の北米映画興行収入ランキングで、1970 年代のニューヨークを舞台にした麻薬犯罪映画「アメリカン・ギャングスター」 (ユニバーサル・ピクチャーズ制作)が4630万ドル(約53億円)で初登場首 位となった。

調査会社メディア・バイ・ナンバーズの4日の発表によると、初登場作品 では、ドリームワークス・アニメーション・SKG制作のアニメ作品「ビー・ ムービー」が3910万ドルで2位だった。ユニバーサルの作品で興行成績首位に なったのは、8月5日の週末に7020万ドルのチケット販売を記録した「ボーン・ アルティメイタム」(マット・デイモン主演)以来。

メディア・バイ・ナンバーズのポール・ダーガラベディアン社長は、「R 指定映画で2時間を超える上映時間の作品は通常、大当たりを期待できないと されているが、出演スターの力やマーケティングがこうした要因に勝った」と 今回の結果を分析する。

リドリー・スコット監督の「アメリカン・ギャングスター」は、デンゼル・ ワシントン演じる実在の麻薬密売人フランク・ルーカスをラッセル・クロウ演 じるリッチー・ロバーツ刑事が追い詰めていくストーリー。ボックス・オフィ ス・グル・ドット・コムの発行者ギテシュ・パンディア氏によると、週末の興 行収入は3400万ドルと予想されていた。

2位の「ビー・ムービー」は、働きバチがハチミツを盗んだ企業を訴える 物語で、ジェリー・サインフェルドが脚本を担当。レネー・ゼルウィガーなど も声優として参加している。

先週首位だったホラー映画「ソウ4」は1100万ドルで3位に後退。スティ ーブ・カレル主演のコメディー映画「ダン・イン・リアル・ライフ(原題)」 は813万ドルで2位から4位に後退した。ソニーの吸血鬼映画「30デイズ・オ ブ・ナイト(原題)」は400万ドルで5位。

メディア・バイ・ナンバーズがまとめた興行収入上位10作品は以下の通り。 興行収入は11月2日と3日の実績および4日の推定値の合計。

作品名            興行収入    劇場数  週 劇場平均 変化率 興行収入合計
                 (百万ドル)              収入(ドル)(%)(百万ドル)
1. American Gangster  $46.3   3,054    1   $15,175     --  $46.3
2. Bee Movie           39.1   3,928    1     9,954     --   39.1
3. Saw IV              11.0   3,183    2     3,459    -65   51.0
4. Dan in Real Life     8.1   1,925    2     4,221    -31   23.0
5. 30 Days of Night     4.0   2,627    3     1,523    -42   34.2
6. The Game Plan        3.8   2,844    6     1,355    -37   81.9
7. Martian Child        3.65  2,020    1     1,807     --    3.6
8. Michael Clayton      2.9   2,107    5     1,376    -41   33.1
9. Why Did I Get        2.7   1,403    4     1,946    -52   52.0
10.Gone Baby Gone       2.4   1,617    3     1,484    -37   14.9
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