セブン銀:中間純利益は17%減の62億円、システム費用など経費増加(2)

セブン&アイ・ホールディングス傘下で現 金自動預払機(ATM)の決済事業が主力のセブン銀行が2日発表した2007年 9月中間期単体決算によると、ATMの設置拡大に伴い利用手数料は増えたも のの、システム開発費用などの経費増が響き純利益は前年同期比17%減の62 億円となった。07年度通期では同3.4%増の131億円を見込む。

業務粗利益は6.1%増の355億円だった。ATM設置台数は1万2548台と 前年同期末に比べて822台増加。1日1台当たりの利用件数は109件と前年同 期の97件から増えて手数料収入が伸び、役務取引等収支は364億円と6.2%拡 大した。一方、システム開発費用やATMの償却費用を前倒しで計上するなど 物件費が30億円増えたことで業務純益は10%減の117億円となった。

同日会見したセブン銀行の安斎隆社長は「業績については予想通りの状 況」と述べた。同じ流通グループ系で有人店舗を展開するイオン銀行が開業し たことに関しては「投資を行って同じようにフルバンク業務を行うつもりはな い」と指摘。セブン銀も投信販売などを扱う有人店舗を5店展開しているが、 ATM決済事業に比べて採算性は「かなり厳しい」という。

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