財務省:景気は緩やかな回復続く、15期連続で判断維持-管内情勢報告

財務省は2日、省内で全国財務局長会議を開 き、7月から9月における管内経済情勢報告の概要を発表した。全体の景気判 断は「緩やかな回復が続いている」とし、2004年1-3月期以来、15四半期連 続で据え置いた。全国に11ある財務局の基調判断もすべて横ばいとなった。

総括判断では「地域差はみられる」としながらも、「大局的に緩やかな回復 局面が続いている」とし、先行きについては「緩やかな景気回復が続くと見込 まれる」と指摘。一方で「アメリカ経済や原油価格の動向が内外経済に与える 影響に留意する必要がある」としている。

地域別では、北陸で国内の自動車関連向けの工作機械を中心とした生産活 動に弱い動きがみられたほか、九州で電子部品・デバイス分野の生産に弱さが あるため、いずれも地域の総括判断を「一部に弱さがみられるものの、緩やか な回復を続けている」としたが、基調判断は維持した。

主要項目別にみると、生産は東北で「上昇している」、東海で「総じて拡大 基調にある」、福岡で「高水準で推移している」などと生産活動の好調さを指摘。 雇用情勢は「改善の動き」があるとの判断が多いなかで、北海道や東北で「足 踏み感」があるとの見方が出てきている。

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