シャープが首位、北米での7-9月液晶TV卸売り台数-米調査会社

米調査会社ディスプレイサーチが1日発表 した2007年第3四半期(7-9月)の北米での液晶テレビ卸売り統計(台数 ベース)によると、シャープのシェアが11.3%となり、供給体制の拡充をてこ に05年第1四半期(1-3月)以来の首位に立った。

4-6月は、薄型テレビの格安販売会社である米ビジオがシェア12.3%で トップ。シャープは2位の韓国サムスン電子にも後れを取って3位(シェア

9.2%)だった。

しかし今回はシャープが前四半期比65%増と一気に台数を伸ばした結果、 ビジオが2位(シェア10.9%)、サムスンは3位(同10.7%)となった。4 位はソニーの9.7%。

シャープは北米での競争強化に対応して今夏、メキシコ工場でモジュール (半完成の部品)からテレビまでの一貫生産体制を構築。ただ、同社の広報担 当者、中山みゆき氏によるとシェア上昇はメキシコ工場の強化よりも「亀山第 二工場での増産によるパネルの安定供給」が寄与した。

シャープは7月に同第二工場での生産体制を「第8世代ガラス(8G)」 (2160×2460ミリ)換算で月6万枚と、それまでから倍増させている。

薄型テレビ全体ではサムスン

プラズマテレビでは松下電器産業が4-6月に続いてトップ。ただ、シェ アは2.8ポイント低下し30.0%となった。2位はサムスンの19.8%、3位は 韓国LG電子の13.7%。

この結果、薄型テレビ全体ではサムスンがビジオを抜いてトップ。シャー プは4-6月と同じ3位だった。7-9月のシェアはサムスン11.8%、ビジオ

10.2%、シャープ10.0%、ソニー8.6%、船井電機7.2%の順。

シャープの株価は、前日比32円(1.7%)安の1843円。

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