NY金(2日):大幅反発、800ドル台引け-質への逃避で買いが膨らむ

ニューヨーク金先物は2%近い大幅反発。 ドル安と米資産価格の下落を背景に、質への逃避で金が買われ、1980年以来 初めて1オンス当たり800ドル台で引けた。

米株式市場では証券大手メリルリンチは6年ぶりの大幅安。ドイツ銀行が リポートで、サブプライム(信用力の低い借り手向け)住宅ローンに関連した メリルの評価損が新たに100億ドル明らかになる可能性を指摘した。金は年初 来27%の値上がり。外国為替市場ではドルが対ユーロで最安値を更新するなか、 連邦公開市場委員会(FOMC)は今年に入り2度、利下げを実施した。

ハドソン・リバー・フューチャーズのカルロス・ペレス・サンタラ社長は、 「信用市場の問題は長期化している」と指摘。「安全な投資先として金が注目 されている」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限 は前日比14.80ドル(1.9%)高の1オンス=808.50ドル。中心限月の終値 としては1980年1月21日以来の高値。金は同日に873ドルと最高値を更新 している。

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