10月のユーロ圏製造業景気指数は51.5に低下-約2年ぶり低水準

ロイター通信によると、ロイヤル・バンク・ オブ・スコットランド・グループが2日発表した10月のユーロ圏製造業景気指数 確定値は51.5と、9月の53.2から低下し、2005年8月以来の低水準となった。 ユーロ上昇と最高値更新を続ける原油価格が景気を圧迫したことが背景にある。

10月の景気指数確定値は、10月24日発表の速報値と一致した。生産活動の 拡大と縮小を分ける50ポイントは上回った。この統計は、英調査会社NTCエコ ノミクスがまとめた。

ユーロは今週対ドルで過去最高値を更新。ユーロの上昇は輸出競争力の低下に つながる。また、原油価格は1バレル当たり100ドルに近付いており、これが燃 料コストを押し上げている。

BNPパリバのエコノミスト、ルイージ・スペランザ氏(ロンドン在勤)は、 ユーロ相場が「製造業に影響を及ぼしている」と指摘。7-9月(第3四半期)の 経済成長は「非常に堅調だった」としながらも、「10-12月期以降については悲 観的だ」と語った。

10月のドイツの製造業景気指数は51.7と、前月の54.9から低下した。フ ランスは前月と同水準だった一方で、イタリアは低下した。

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