アジア株:下落、サブプライム懸念が再燃-銀行株が下げ主導

2日のアジア株式相場は、ほぼ2週間ぶり の大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループが下げを主導している。米シ ティグループが資本不足に陥っている可能性があるとアナリストが指摘し、サ ブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連の損失が収益に響くとの 懸念が再浮上した。

三菱UFJは、終値でほぼ3週間ぶりの大幅な下げになりそうだ。1日に 発表された9月の米個人消費や10月の米供給管理協会(ISM)製造業景況 指数が予想を下回ったことから、トヨタ自動車や韓国のサムスン電子をはじめ 輸出企業も売られている。

ホワイト・ファンズ・マネジメント(シドニー)の運用担当者、アンガ ス・グラスキー氏は「米経済が大幅に減速する可能性が本物になってきた。そ れはすべての人に影響を与える」と指摘。「企業業績は金融各社を中心に、全 体としてあまり好調にはなりそうにない」と話した。

モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)ア ジア太平洋指数は日本時間午後1時7分現在、前日比1.8%安の169.30。この ままいけば10月22日以来の大幅安となりそうだ。日経平均株価は1.6%安。 スリランカ市場を除き、アジア各地の市場は軒並み下落している。フィリピン 証券取引所は祝日で休場。

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