10月の米非農業部門雇用者数は8万5000人増へ-ブルームバーグ調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関86社を対象に実施した調査の予想中央値によれば、10月の米雇用統計で非農 業部門雇用者数は前月比8万5000人増加したもよう。9月は同11万人増だった。

エコノミストは、住宅調整の深刻化に伴い住宅建設業や製造業、住宅ローン 会社で従業員が削減されていると指摘する。失業率は9月に続いて4.7%(84社 の中央値)と見込まれている。

雇用が鈍化すれば賃金の伸びも減速する可能性があり、既に燃料コスト上昇 や住宅価格低下に直面している消費者はさらに苦境に立たされそうだ。米金融当 局は不動産部門の落ち込みが経済の他の部門の足を引っ張る事態を回避するため、 過去2カ月で2回の利下げを実施した。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズ(ニューヨーク)のエコノミスト、カ ール・リカドンナ氏は「今度は労働市場が軟化し始める」と指摘。「不確かなが ら一部そうした兆しが見られている」と述べた。

雇用統計は労働省が2日午前8時半(ワシントン時間)に発表する。非農業 部門雇用者数の予想レンジは前月比1万人-12万1000人増。

失業率の予想レンジは4.6-4.9%。今年3月には4.4%に低下し、2006年 10月と並んで過去5年で最低となっていた。

製造業部門の雇用者数は前月比1万5000人減(21社の中央値)とみられて いる。今年これまでの平均は月1万6000人減。建設業は月平均で約8000人減だ。 平均時給は前月比0.3%増(64社の中央値)の見込み。9月は同0.4%増だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE