7-9月の米住宅差し押さえ件数、前年から倍増-リアルティトラック

米リアルティトラックによると、7-9月 (第3四半期)に差し押さえ手続きが開始された住宅物件は前年同期から倍増 した。変動金利(ARM)型住宅ローンの金利リセット(見直し)で、サブプ ライム(信用力の低い個人向け)ローンの借り手が支払い負担増に対応できな くなったことが背景にある。

リアルティトラックの1日の発表によると、差し押さえ手続きに入った物 件は63万5159件だった。これは196件に1件の割合に相当する。ネバダやカ リフォルニア、フロリダの各州は差し押さえ比率が高かった。

ジェームズ・サッカチオ最高経営責任者(CEO)は発表文で「2008年半 ばまでに金利リセット対象となるローン件数と引き続き弱い住宅販売を考慮す ると、差し押さえ件数は高水準にとどまり、来年にかけて多くの地域で一段と 増えるだろう」と指摘した。リアルティトラックには物件100万件以上のデー タベースがある。

差し押さえ件数の急増は米住宅市場の冷え込みを悪化させている。販売や 価格が落ち込んでいる住宅市場で供給物件が増えるからだ。全米不動産業者協 会(NAR)の先週の発表によると、9月の住宅販売在庫は過去最高水準に達 している。

第3四半期の差し押さえ件数は前期比では30%増加した。

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