レノボの7-9月:純利益が約3倍-人員削減とシェア拡大が寄与

世界3位のパソコンメーカー、レノボ・グ ループ(聯想集団)が1日発表した2007年7-9月(第2四半期)決算は、純 利益が前年同期のほぼ3倍に増えた。人員削減と市場シェア拡大が寄与し、市場 予想を上回った。

レノボの発表資料によれば、純利益は1億530万ドル(1株当たり1.12セ ント)と、前年同期の3800万ドル(同0.43セント)から増加。ブルームバーグ がまとめたアナリスト5人の調査中央値では、7200万ドルと見込まれていた。 売上高は前年同期比20%増の44億3000万ドルとなった。

レノボのウィリアム・アメリオ最高経営責任者(CEO)は、米ヒューレッ ト・パッカード(HP)やデルの顧客を狙い、海外進出を推し進めてきた。また 同CEOは人員削減の拡大も公約している。レノボは、個人ユーザー向けノート 型パソコンの販売拡大を計画している。調査会社IDCによれば、個人ユーザー 市場は企業市場の3倍の伸びを示している。

ベアー・スターンズ・アジアのアナリスト、ジャック・ツェ氏(香港在勤) は、「レノボはすべてを正しい方向に進めている。市場シェアを拡大し、パソコ ン出荷台数を増やし、コストを抑制している。これが業績に表れている」と指摘 した。ツェ氏はレノボの投資判断を「アウトパフォーム」とし、08年末までの 目標株価を8香港ドルに設定した。

1日の香港株式市場で、レノボの株価は決算発表前に、前日比2.1%安の

8.55香港ドルで引けた。年初来ではおよそ3倍となっている。

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