為替先物の動向、香港当局による1年以内の通貨切り上げを予想

為替先物市場の動向によると、通貨トレー ダーは香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)が今後1年以内に、24 年間続いている香港ドルの米ドルとのペッグ(連動)制を廃止すると予想して いる。

1年物の香港ドル先物相場は現在、1米ドル=7.708香港ドルで、HKM Aが設定している許容変動幅の上限7.75香港ドルを上回る水準となっている。

HKMAは10月31日、香港ドルと米ドルとのペッグ制維持を狙い、総 額78億2800万香港ドル(約1170億円)の香港ドル売り・米ドル買い介入を 実施した。海外投資家は、香港の資産が中国の景気拡大の恩恵を受けるとみて いる。同国の2007年7-9月(第3四半期)国内総生産(GDP)伸び率は、 前年同期比11.5%だった。

INGファイナンシャル・マーケッツの為替調査責任者、クリス・ター ナー氏(ロンドン在勤)は「為替先物市場での動向は、香港の金融当局が香港 ドルを切り上げると投資家が見込んでいることを示している」と指摘し、「米 ドルの下落で、米ドルとのペッグ制を導入している通貨は圧力がかかってい る」と述べた。

香港ドルは現地時間午前5時(日本時間同6時)時点で、1米ドル=

7.7502香港ドル。香港ドルの変動幅は7.8香港ドルから上下0.05香港ドル。 主要6通貨に対する米ドルの値動きを示すドルインデックスは、07年に入り

8.5%低下しており、10月31日には76.465と過去最低を付けた。

----With reporting by Aaron Pan in Hong Kong. Editor: Weiss (djl)

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