ヘッジファンドやPE投資会社を課税逃れ疑惑で調査-米内国歳入庁

米内国歳入庁(IRS)は、ヘッジファンド とプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社で課税逃れを狙った行 為があるとの疑惑に関して調査を開始した。IRSは先に、多くのこうした企 業の共同出資者が投資収益を申告しておらず、取引を不適切に処理している可 能性があると結論付けている。

IRSは、ヘッジファンドなどが源泉徴収を避けるため株式スワップの仕 組みを不適切にしたり、より低い税率の適用を狙い所得をキャピタルゲイン(有 価証券譲渡益)と不正確に分類しているかどうかなどを調査している。

IRSはブルームバーグ・ニュースに対し、「ヘッジファンドとPEファン ドについては、投資家と運用担当者の所得税申告や源泉徴収関連の申告義務で、 規定が順守されていない分野があれば特定したい」とするコメントを電子メー ルで寄せた。

米議会ではヘッジファンドや企業買収を手掛ける投資会社に対する課税が 軽過ぎるとの批判が高まっており、ファンドマネジャーが投資業務を通じ受け 取る利益、いわゆる「キャリードインタレスト」に対する税率を倍以上に引き 上げる法案が下院歳入委員会で1日に可決される見通しとなっている。

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