NY原油先物時間外:初の1バレル=96ドル突破-米在庫減少に反応

ニューヨーク原油先物相場は1日の時間外 取引で、初めて1バレル当たり96ドルを突破し、96.21ドルと過去最高値を更 新した。米エネルギー省(DOE)が前日発表した在庫統計で、原油在庫が予 想外に減少し、約2年ぶりの低水準となったことから買われた。

DOEによると、米国の原油在庫は先週、389万バレル減の3億1270万バ レルと、2005年10月以来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースの調査 では、40万バレル増と予想されていた。また、メキシコ石油公社(ペメック ス)は、一部の原油輸出を再開したと発表。暴風雨の影響による減産分が当初 の推定を上回っていたことが明らかになった。

米石油取引会社ニュー・ウェーブ・エナジー(カリフォルニア州)のオー ナー、クリス・メニス氏は「ペメックスの減産量が日量60万バレルではなく約 100万バレルだったことを考えれば、在庫統計が衝撃的な数字だったことは理解 できる」と指摘。「減産分の大半は米国に輸出されるはずだった」との見方を 示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限は、1日の 時間外電子取引で一時、前日比1.68ドル(1.8%)高の1バレル=96.21ドルと、 先物取引が始まった1983年以来の最高値となった。シンガポール時間午前10 時51分(日本時間同11時51分)現在、96.07ドルで取引されている。

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